佐々木 和之 報告会 ― ジェノサイド追悼期間のルワンダより ー

日時:2022 年 5 月 13 日(金)  18:30-20:00 YouTube

 

<報告予定者>

佐々木和之、佐々木恵、平和紛争学科の学生、草の根で和解・共生の歩みを続ける方々など

現在、ルワンダではジェノサイド 28 周年の追悼期間を過ごしています。今回のオンライン報告会では、ジェノサイド追悼期間のルワンダで、女性協働グループ「ウムチョ・ニャンザ」等、癒しと和解の歩みを続ける人々の様子や、平和紛争学科で実施された「和解の理論と実践」の授業の様子についてご紹介しながら、現在のルワンダにおける和解と共生の課題について考えます。

報告会は、インターネットの「YouTube ライブ配信」でおこないます。パソコン、スマホなどで、どなたでも視聴できます(無料)。

*報告会後に Zoom で懇談を予定しています。どなたでもご参加ください。 Zoom ミーティング ID: 896 2970 0535 パスコード: 1234

 

佐々木和之さんのルワンダでの平和と和解の取り組み ジェノサイドから 28 年。被害者と加害者の間には今も癒える ことのない傷が残っています。18 年前からルワンダで和解と共 生のための草の根の活動を続けてきた佐々木さんは、「償いの家 づくりプロジェクト」や「養豚プロジェクト」など、いくつも の活動を支え導いてきました。 佐々木さんは 2011 年以降、PIASS 教員としてルワンダ初の平 和紛争学科を立ち上げ、大学と草の根の和解の現場を繋げなが ら、次世代の平和を担う学生を育てています。ルワンダを含む アフリカ 10 カ国や日本からも学生が起こされ、平和と和解の働 きを担うリーダーが育ってきています。争いが繰り返され、対 立が煽られる中、希望を受け継ごうとする取り組みを私たちも学びましょう。 佐々木和之(ささき かずゆき):1965 年横浜市生まれ。鹿児島大学で熱帯農業を学ぶ。1988 年から計 8 年半、飢 餓が深刻なエチオピアで農村自立支援に従事。2000 年 10 月からブラッドフォード大学平和学部博士課程に在 籍し、ルワンダの紛争問題と平和構築について研究。2005 年から、現地 NGO と協力し、大虐殺後の「癒しと和 解」プロジェクトを展開。2011 年から、プロテスタント人文社会科学大学 PIASS(Protestant Institute of Arts and Social Sciences)教員として、ルワンダ初の平和紛争学科設立に尽力。非暴力による平和構築を学 生・卒業生と共に取り組む。日本バプテスト連盟国際ミッション・ボランティア。洋光台教会員

追悼式に参加する ウムチョ・ニャンザの女性たち
220513佐々木さんYouTube報告会_チラシ