ウブムエ38号
巻頭言「和解をあきらめない」佐々木和之
「 ”人に寄り添う” 佐々木さんにしかできないこと 」加藤 麗
「 “変化の大陸” で感じたこと 」河野賢太
皆さまこんにちは、広島市立大学4年の向地由です。約一年間のルワンダでの留学を終え、無事日本に帰国しました。帰国から既に数か月が経ちましたが、ルワンダで過ごした日々が遠い昔のことであったような気もすれば、まるで昨日のことのように思い出されるという不思議な感覚と共に日本での生活を送っています。今回は一年間のルワンダ留学を通して学ばせてもらったことについてご報告をしたいと思います。
ルワンダはジェノサイドの23周年を迎えました。昨日は、平和・紛争研究科の第一期卒業生で、今は私の同僚でもあるセルジくんの故郷の村で行なわれた記念式典に恵と共に参加しました。
3月21日~24日と27~29日の7日間、Christian Action for Reconciliation and Social Assistance (CARSA)というNGOの力をお借りして、ニャンザのお花畑プロジェクト(虐殺生存被害者である女性たちと加害者を家族に持つ女性たちの協働グループによる切り花生産プロジェクト)に参加する女性たちをを対象にして、トラウマのセルフケアに関する学習会を開催しました。ピアスの女子学生4名も一緒に参加しました。
先日放送された「虐殺を超え “隣人”に戻るまで ~ルワンダ・佐々木和之~」のDVDがNHKから届きましたので、ご希望の方にDVDの貸出しをいたします。
「 出会い、学び、繋がる... 」 佐々木 和之
「触れた手から」 渡邊 さゆり(日本バプテスト同盟 日本バプテスト神学校教務主任)
「ルワンダ留学を通して学んだこと」 北村 美月
独りではもったいないから、ぜひみんなでみましょう。家族、友達、教会、気の合う仲間でみましょう。せっかくだから、番組をみた後、みんなで感想を語り合ってはいかがですか。その時の感想をFAXでお送りください。感想の一部は「ウブムエ」でもご紹介します。支援会では、放送後に録画したDVD貸出を予定しています。
皆さま、
年始から忙しい日々が続き、気付いてみたらもう3月か、といった感じです。この2カ月間、様々な活動があったのですが、ご報告できずに申し訳ありません。もうご存知の方もおられるかと思いますが、3月16日午後9時からNHK衛星第一放送で、私がルワンダで関わってきた活動と人びとの和解への歩みに焦点を当てたドキュメンタリーが放映されます。