新時代を切り開く若者たちへの期待
大学の紀要に掲載される卒業生セルジ・ムブニさんとの共同論文をようやく提出し、今晩は久しぶりにゆっくり眠ります。
3週間続けてきた「和解の理論と実践」の講義を先週金曜日に無事終了。木曜日にはキレヘで和解の歩みを続けるサラビアナさん、タデヨさん、そしてアンドレさんを招いてお話を聴きました。
皆さまこんにちは、広島市立大学4年の向地由です。約一年間のルワンダでの留学を終え、無事日本に帰国しました。帰国から既に数か月が経ちましたが、ルワンダで過ごした日々が遠い昔のことであったような気もすれば、まるで昨日のことのように思い出されるという不思議な感覚と共に日本での生活を送っています。今回は一年間のルワンダ留学を通して学ばせてもらったことについてご報告をしたいと思います。
ルワンダはジェノサイドの23周年を迎えました。昨日は、平和・紛争研究科の第一期卒業生で、今は私の同僚でもあるセルジくんの故郷の村で行なわれた記念式典に恵と共に参加しました。
3月21日~24日と27~29日の7日間、Christian Action for Reconciliation and Social Assistance (CARSA)というNGOの力をお借りして、ニャンザのお花畑プロジェクト(虐殺生存被害者である女性たちと加害者を家族に持つ女性たちの協働グループによる切り花生産プロジェクト)に参加する女性たちをを対象にして、トラウマのセルフケアに関する学習会を開催しました。ピアスの女子学生4名も一緒に参加しました。
皆さま、
年始から忙しい日々が続き、気付いてみたらもう3月か、といった感じです。この2カ月間、様々な活動があったのですが、ご報告できずに申し訳ありません。もうご存知の方もおられるかと思いますが、3月16日午後9時からNHK衛星第一放送で、私がルワンダで関わってきた活動と人びとの和解への歩みに焦点を当てたドキュメンタリーが放映されます。