第一回フラワー・アレンジメント教室開催

今日はとっても嬉しい一日でした。虐殺で家族を失った女性たちと、虐殺加害者を家族に持つ女性たちが共に働くお花畑プロジェクト。今日は、そのプロジェクトを進める女性グループのリーダーたちを対象にした、三日間のフラワー・アレンジメント教室最終日でした。私の教え子であるセルジ君が準備した初めてのトレーニングでもありました。

IMG_0551ルワンダでは4月7日に虐殺犠牲者の追悼期間が始まります。彼女たちはまず、自分たちが育てた花からリースや花束を作り、それを家族が眠る集団墓地に献げることにしています。またそれらを一緒に販売して収入を得たいと考えています。今日は、私と恵が、彼女たちの協働の成果である花束とリースの最初の購入者になりました。

IMG_0322参加者の一人、フランソワーズさんが、「いつかニャンザの町でお花屋さんを開きたい」と言いました。女性たちは、一緒にお花屋さんを開くという夢を見はじめています。「花と言ったらニャンザと言われるような、美しい花の名産地にしよう!」と私が言うと、女性たちは嬉しそうに頷いていました。「お花の名産地ニャンザで初めて花を共同栽培したのはこの女性たちだ、と言われる日が来るように共に働いて行こう!」共に夢を描き、語り合うことの大切さを感じた一日でした。

今、我が家は、彼女たちが作った最初の花束が放つかぐわしい香りで満たされています。